2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

30日、火曜。

午前。草稿の直し。もつれている糸をなんとかすっきりさせようとしているのだが、枚数の関係もあったりしてなかなかうまくいかない。いっそのこと、もう一個話を削ってしまうか。午後。モントレー・マーケットでもマツタケをみかける。SFの某日系スーパー…

29日、月曜。

朝。くもり。気温はずいぶんと低め。午前。キャンベルはパットナムの双子地球。"XYZ"をキャンベルは例のスコットランドなまりで「エックス・ワイ・ゼェー」と読むのだが、それだけで教室がほんわかとした気分でつつまれる。これが人徳というやつなんだろ…

28日、日曜。

朝。よく寝る。午前。先日の第一稿にコメントをもらう。案の定、枚数あわせで削ったぶんがよくわからんぞ、というもの。自分でも思ってたことだけに、なんとか手をうたないと。

27日、土曜。

午後からサンフランシスコへ。いつもと違う時間にでたのだが、土曜の午後の渋滞具合を計算にいれてなかった。ベイブリッジの料金所にたどりつくまでで普段の三倍はかかる。おまけに、ゴールデン・ゲート・パーク内に「カリフォルニア科学博物館」という大規…

26日、金曜。

午前。キャンベル。『名指しと必然性』から「必然的」と「アプリオリ」は同義ではない、という話のところ。授業終了後、ジムまで出向いて秋学期の登録。午後。しばらくセラーズはみたくないし、時間のあるうちに新しいものでも読んでみよう、とコピーさせて…

25日、木曜。

午後からNoeのセミナー。志向性に関するアクセス理論。これまでのsensorimoter approachを一歩先へ進めて、general accessiblityとかskill-based availabilityという発想から志向性の概念を検討しなおしてみよう、という話。何ヶ所か、"Nothing is given"と…

24日、水曜。

朝。しばらくかかりきりだった原稿を送信。どっと肩の荷がおりる。午前。久しぶりに授業。Campbellはクリプキ。指示の因果説。オリジナルの例をたくさん引きながら話してくれるのだが、例の作り方がうまい。Wallaceは、ホッブス、ヒューム、リードと読んだと…

23日、火曜。

朝。快晴。これを秋というのか夏に戻ったというのかは知らない。午前。文献表を作ったり。ずっとちゃぶ台(のようなもの)に座って作業しているせいか、腰が猛烈にいたい。お昼。そろそろ人に読んでコメントでももらいたいところなのだけれど、そうなるとタ…

22日、月曜。

午前。なんとか最後まで話が通る。夕方。あれこれなおして第一稿完成。文献表とか注の作業もしないと。夜。頭が興奮していて寝つけず。

21日、日曜。

ようやくおぼろげにゴールがみえてきた。もう一息だ。夜。ものすごおく基本的なことを確認したいんだが、哲学辞典の類がてもとにない。ネットの情報に頼るのはさすがにできないし。。。こまった。あ、スタンフォードの百科事典をみればいいのか。・・・とい…

20日、土曜。

朝。サンフランシスコまで。ベイブリッジを渡ると本格的な雨。午前。処理すべき情報の交通量が多い。どっかでミスをしていないか心配。仕事中の人たちを横目に、某所にこもってこそこそと原稿書き。意外と集中できる。夕方。いつのまにか空が晴れ上がってい…

19日、金曜。

某有名脳科学者のまねをして、朝からチョコレートを食べてみる。なんとなく頭がスッキリした気がするのだが気のせいだろう。午前。もはや授業にでられる状況ではない。日本語ならもうちょっとはやく書けるだろう、と思っていたのだが、甘かった。午後。この…

18日、木曜。

午後。Noeセミナー。知覚に関するenactive approachをpictureの志向性にまで拡張してみよう、という試み。いわゆる「モデル」(模型?)の特殊例としてpictureを位置づけると、写真がわれわれに世界を見えさせる(という心理的効果をもつ)というよりは、わ…

17日、水曜。

朝。完全に秋の気温。キャンパス内はほぼ長袖一色。Campbellはラッセル、記述の理論。Wallaceはヒュームの自由意志論。午後。笛吹けど進まず。

16日、火曜。

部屋にこもってうんうん。お昼。日系新聞のチラシをみたら、サンノゼのスーパーで明日から「大北海道市」というのをやるらしい。いくら丼やら札幌ラーメンやらの特売をやるらしく、「いいなあ」と思いながら眺めていたら、どまんなかに派手なフォントで「蟹…

15日、月曜。

今日も学校へは出ず。変更したぶんが想像以上に手ごわい。夕方。運動不足で不健康なのが手にとるようにわかる。

14日、日曜。

ゆっくり寝る。テレビで、共和党の正・副大統領候補がやいのやいのとしゃべっている。しかし、Sarah Parinという人はどうも苦手だな。初手から受け付けないというか。「理由もなくだめ」というのもどうかとは思うけれど。「政治家っぽいオーラ」をまるで感じ…

13日、土曜。

朝。となりまでお出迎えにでかける。早起きしつつサンフランシスコには行かない土曜日。午前。ちょっと略号を表記しづらいネタ元の洗い直し。しかしあれだな。何ヶ月かまえに比べると、だいぶ読めるようになってきたな。お昼。「昨日の夜なに食べたっけな?…

12日、金曜。

午前。授業は休んで目のまえの原稿。「感覚印象」関係の大きい話を一つ切り落として、これまで触れたことのない新しい話を一つ付け加えることにする。「新しい話」というのがかなりやっかいなストーリーを含むので、「バランスのとれた、introductoryな日本…

11日、木曜。

朝。曇り。ずいぶん寒い。午前。Jay Garfieldという人のペーパーを読んでいて、わりと面白かったのでどんな人かを調べてみる。80年代後半の論文が引用されているのをちょくちょくみかけていたので、ピッツバーグの出身でセラーズを読んでいて、というところ…

10日、水曜。

朝。案の定ペンギン。あわただしく出発。午前。キャンベル、意味の理論。sense wothout reference, communityがもつcluster of descriptionsからのreferenceの確定、など。最初のところで、「じゃあ神はどうなるんですか」、「サンタ・クロースは?」という…

9日、火曜。

院生のLがマンションを買う、という話を聞く。まだ20台前半だぞ、君は。(彼の場合は、パートナーにそれなりの収入があるらしいのだけれど。)だいぶ前に聞いた話で定かではないのだが、普通の院生だと、基本はGSI(Graduate Student Instructor/TAみたい…

8日、月曜。

朝。霧がでて寒い。あっというまに長袖が必要になる。午前。電子ジャーナルでめぼしそうな文献をあさる。お昼。おい、プリンター、しっかりしろ。午後。あら、なんだ、わが国の総理大臣がいつのまにか(また)辞任している。しかも一週間ほどまえだ。うへえ…

7日、日曜。

午前はちょっとだめ。使えず。午後。秋学期が始まって、修了が近づいてきた大学院生たちと話していると、「今年はジョブ・マーケットにでるんだけどなあ・・・」とか「APA行きたくないよう」とかいうような話がよくでる。もちろん、こちらの院生みたいに…

6日、土曜。

サンフランシスコまで。晴天で気温も朝からぐんぐん上昇する。空き時間を使ってちょこまかと作文。あいまに、ジャパンセンターまで大急ぎで往復して買い物をすませる。夕方。いったん帰宅してから哲学科主催のバーベキューパーティ。ひょんなところでNoeの一…

5日、金曜。

午前。CampbelのフレーゲとJayのアンセルムス。一つ目が、なぜreferenceに加えてsenseが必要とされるのか、という話で、二つ目はThe Fall of Satanのところ。午後。この先の日程と最近の生活パターンを照らしあわせてみてちょっと不安になる。このままでは、…

4日、木曜。

午前中はのらりくらり。午後。Noeセミナー。"Presence as absence"というpictorial intentionalityの分析。現物がそこにあるときと同じ心理的効果を及ぼす、というのが正解の答えですよ、という解釈の論駁と、脳の視覚情報処理システムには表象的なものと行…

3日、水曜。

午前。先週は出張で休講だったCampbell、「意味の理論」。なぜ「言語」や「真理」や「意味」が問題になるのか、という大枠のイントロダクション。知らなかったんだが、ユーモアにあふれた話しかたをする人で、5分か10分に一回は教室が笑いにつつまれている。…

2日、火曜。

朝。すでにして猛烈に暑い。「インディアン・サマー」にはまだはやいと思うのだが。去年の記憶からしても、この季節が一年で一番気温のあがる時期なのかもしれない。お昼。いまだに例の書類関係でごたごた。電話すれどまるで話が通じず。泣き寝入りするとい…

1日、月曜。

Labor Dayで休日。午前。いっそ、話をさらに半分に割ってみる。これでも書くべき内容が結構残っているので驚く。最初の構図がいかに大きすぎたか、ということだな。午後。Wさんたちが遊びにきてくれる。日本の夏便りをいろいろと聞かせてもらう。福岡の人な…