4日、木曜。

午前中はのらりくらり。

午後。Noeセミナー。

"Presence as absence"というpictorial intentionalityの分析。

現物がそこにあるときと同じ心理的効果を及ぼす、というのが正解の答えですよ、という解釈の論駁と、脳の視覚情報処理システムには表象的なものと行動的なものの2タイプがあって、その区別を写真の問題にもちこむとどうなるか、というような話。

"Action in Perception"とのつながりが出てきたぶん、話は聞きやすくなったのだが、「表象」系と「使用」系の情報処理とがくっきり区別できるもんだろうか、とか、個人的にはスタンスがずれていきそうで微妙。

夕方。哲学科の新入生歓迎会。二年目だから、歓迎する側にまわるわけか。

新しい人をつかまえて話を聞いたり、古い顔ぶれと明るい顔をして深刻な話をしたり。

夜。Back to School Night。どこの国にも、やかまし屋の人たちとものわかりのいい人たちがいる。

バランスがとれてるならそれでいいだろう。