Collective Intentionality三日目。
朝。歩いたらずいぶん遠くてちょっと遅刻。
Phillip Petitの基調講演は無視して控え室で届きたてのドーナツをもぐもぐ。
自分の専門を考えれば、いちばん聞かなくっちゃいけない話だったはずなんだが、歩いているうちに「別に聞かなくってもいいや」という気持ちになってしまったことが問題。
今回の会議では、もともと実験系・社会科学系の参加者が半数以上を占めるような感じになっているのだが、そっち系の発表を聞いているうちに「こっちのほうが面白いし、概念分析ごりごりの哲学なんて面倒くさいからやめておこう」となかば公然と純哲学系の発表を避けるようになってしまっている・
私の怠惰な性格が原因なのか、いつもの「となりの芝生」コンプレックスが原因なのかは不明。
お昼。となりでドレイファスがベトナムラーメンを食べていた。それにしても食うのが遅いぞ、おっさん。
あんまり進まないので人の食事なのにイライラしてしまう。
午後。あんまり魅力的なプログラムがなくって図書館へ。
昼寝コーナーには会場でみかけた人がちらほら。みんな同じことを考えているわけだけれど、やはり気まずいのか、顔をあわせた瞬間に「にやり」と苦笑して下を向いてしまう。
夕方。セッションは完全にパスして、いい機会なのでいつものものより10年ほど年代の古い論文を読む。
いろいろと発見はあったんだが、初期の用語がその後のプログラムの中核をなす発想とぴったり重なるか、というとそんなはずもないわけで。
・・・あら、そんなストーリーで書いてある論文を一本発見。
すごくよく調べてあるんだけれど、でもこれは無理だろう。