2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

31日、水曜。

十月最終日。おばけたちが帰ってくるというハロウィーン。日本風にいうとお盆。かぼちゃだし。午前。道徳心理学はWatsonのFrankfurt批判二回目。お昼。Social Ontology研究会。Skyrms。"Positive Correlation"と呼ばれる経験的証拠を使って、「公正な行動に…

30日、火曜。

朝。ずいぶんと気温が下がってきた。午後から歯医者さんにでかける。いたれりつくせり。お値段のほうもいたれりつくせり。車が買えてしまう。夜。地震あり。San Jose方面の活断層がはねたらしい。ふんだりけったりな気分。

29日、月曜。

朝。寒い。いっときの秋の気候に戻った模様。BOSTONの五文字がキャンパス内をうろちょろしている。今日限りだろう。授業はWatsonのフランクファート批判。お昼の討議はフランクファートに戻る。午後。図書館で、「遠藤周作様/大江健三郎より」とサイ…

28日、日曜。

朝。寝坊。たまの日曜日だ許してくれ。Cal BearsはArizona Stateにも負けて三敗目。今シーズンは終わった感じだな。午後。およばれでハロウィーン・パーティに出かける。家の庭にエア・テント(というのだろうか?)が設営されていて、みんなその中で飛んだ…

27日、土曜。

晴れ。いつになったら「秋」は戻ってくるのだろう。午後。ラジオでカレッジ・フットボールの中継を聞きながら、ローレンス科学ホールまで丘を登る。Oregonを相手にUSCがこけて、今シーズン二敗目。大学リーグの事情にはうといのだが、日本でいうと読売ジャイ…

26日、金曜。

午前。Wallaceの授業は変則的に質問の時間。フランクファートのsecond order volitionは道徳の要求とどこまで整合的でありうるのか、という点に議論が集中する。「道徳心理学」の授業だしな。お昼。Gordianと昼食にでかけて話しこむ。「民族」で人を評価する…

25日、木曜。

午前。Andronico'sで買い物。"jalapeno"の意味をようやく理解する。カタカナにすればよかったんだ。午後。集団で来客あり。こんな小さな街によくもこれだけ、と思えてくる昼下がり。

24日、水曜。

引き続いて本日も晴天なり。サンディエゴ方面は深刻さを増している。午前。授業と研究会のはしご。Social Ontology。共同性をめぐるサールの分析は、国民国家における「暴力の独占」という事態を説明できるか。スピーカーはベルゲンで政治学を専攻しているひ…

23日、火曜。

今日も青空。屋上にのぼるとサンフランシスコの空が赤茶けている。山火事の影響かもしれない。午後。Ayersのセミナーにでる。マクダウエルのホーリズムでは何が信念を支えるのか。夕方。インディアンサマーにインドのビールを飲んでみる。

22日、月曜。

朝。ずいぶんと暖かい。まわりはほぼ全員半そで。写真を撮っても真夏の風景にしかみえないだろう。Wallaceの道徳心理学。Frankfurt, "The importance of what we care about".ディスカッション・タイムは先週のDeigh論文。Primo Leviのエピソードに議論が集…

21日、日曜。

快晴。ふたたびインディアン・サマー。人生33周め。われながらご苦労なことだ。午後。大学構内を散策。おのぼりさんがてらSather Towerに昇る。絶景。夕方。王さんのところで夕食。いろいろサービスしてくれる。いい人だ。のんびりすごした一日。

20日、土曜。

土曜日は早起きの日。かぜひき騒動の影響で二週間ぶり。なぜだか目覚ましが鳴らず、時計をみて<ギョオ!>。午後。サンフランシスコへ。こまごまと買い物をして越冬の準備。中年とおぼしき男性が、"OH MY AaAaPPLE!!"と叫びながら落としたりんごを追いかけ…

19日、金曜。

朝。微熱。道徳心理学。Wollheim。聞くだけきいてアパート。体調回復に努める。夕方。院生たちのinformalな研究会に顔をだす。博士論文の候補者が、じぶんの論文の構想をテーマにプレゼンする、という形式。informalとはいえ、哲学科からお金がでているそう…

18日、木曜。

朝。変則日程でSocial Ontology。スピーカーはJohn Campbell、テーマはSchizophrenia, the Space of Reasons, and Thinking as a Motor Process.「だれかが自分の頭のなかで勝手に考えごとをしている」というスキゾフレニー特有の症状をどう理解するか。午後…

17日、水曜。

朝方は今日も雨。半ズボンに膝まであるゴム長をはいて歩く美女をみかける。「レインシューズ」ではなく、ゴム長。お昼。食事中にあたまがずきずきし始める。夕方。マーティン。アタマが頭痛。集中できず。夜。体温計は38度近く。

16日、火曜。

今日も雨。傘をさしているのは相変わらず半数ほど。半そで二人組みが、びしょぬれのままにこやかに立ち話をしている。午後。Ayersセミナー。マイク・マーティンが、ずぶぬれで髪の毛を鬼のように逆立てて教室に入ってくる。だれも突っ込もうとすらしない。授…

15日、月曜。

ふつうのサイクルにもどる。それだけのことでなんだか安心する。道徳心理学は授業とディスカッションのセット。フランクファート。午後。雨がふりだす。金曜に続いて今年二回目の激しい雨。玄関口でぼんやりながめていると、ほとんどの人がためらいなくその…

14日、日曜。

朝。まだ微熱が居残っている模様。このねばり腰は見習いたい。今日はゲルマン軍団とドライブの予定。午前。Frederickから緊急連絡。Gordianがアパートで靴を盗まれたらしい。30分後、底に穴のあいた靴で「水がしみるなあ」とぼやきながらGordianが到着する。…

13日、土曜。

朝。微熱。午前。これで病気生活も終わりか、と思うと治るのがもったいなくなってくる。ごろごろしながら本を読む昼下がり。夕方。Jeremy & Francescaのアパートで夕食をごちそうになる。Jeremyは絵に描いたような好青年。結婚したときは彼が二十歳で奥さん…

12日、金曜。

朝。温度計は38度ちかくをさしている。午前中は断念。午後。約束だし、BAFFLEのミーティングに出かける。Putnamの最終日はパス。熱はいったん下がってまた上がる。上がったり下がったりご苦労なことだ。

11日、木曜。

晴れ。日陰に入るとずいぶん寒い。自転車で買い物に走り回る。El Cerittoまで。帰り道。かばんからネギが顔をだしている。道行く人から何度か励ましの声援をいただく。午後。寒気がするぞ? ・・・夕方。一気に熱が上がる。今度は私の番の模様。風邪をひくの…

10日、水曜。

朝。トイレのレバーが壊れる。BAM。International Office。大学の落し物センターからLeasing Office。トイレまわりの英会話を学習する。Wallace。テーマはFrankfurt,'On Caring'。前半はsecond oreder volitionのおさらい。後半部の結論は「愛とは不可解…

9日、火曜。

今日も動けず。楽しいことでも考えよう。午後。Ayersセミナー。マクダウエルのホーリズム。そのままパットナム二日目。セミナーが押した影響で立ちみ組。二階席の机に座る。お題は「ゲーデル・チョムスキー、人間本性」。「不完全性定理」は「人間の心」に関…

8日、月曜。

午前。道徳心理学。引き続きVelleman。お昼。定例ディスカッション・タイム。ふりまわされてばかりで勉強する時間がどれない。本音をいうと迷惑。夕方。タウンゼント・レクチャー初日。Howison。「実在論」をキーワードに、パットナムが自身の哲学的プロフィ…

七日、日曜。

晴れ。外出するにできず。家に残る。午前。新しいことを試みてみる。難しい。午後。サンフランシスコでFleet Week。Blue Angelsが飛び回っている。爆音。航空ショーを一目見ようと屋上にのぼる。飛行機が四機、きれいな編隊を組んで空を横切る。みごと。望遠…

六日、土曜。

朝。おもしろくてやがてかなしき二日酔い。こればっかりは。ああ。ごろごろしながら子規がわかったつもりになる無神経。季節がら、風邪が流行中の模様。みんながいつもよりすこしやさしくなる。

五日、金曜。

午前。道徳心理学。Vellemanの"Love as Moral emotion"。ピンとこず。つかみどころをつかめなかったらしい。したがって、話の流れにのっていけない。教室中が大笑いしているなか、あわせ笑いでごまかす悲しさ。夕方。メジャーリーグのポストシーズンマッチ。…

四日、木曜。

休日の木曜日。午前はゆっくりして、お昼からDoe。芝生広場の真ん中に浮かんだ、全面大理石の豪華な建物。「白亜の殿堂」という言葉はこういうときに使うんだな。閲覧室もひろびろとしていて開放感がある。天井なんか、高さ30メートル近くあるんじゃないだろ…

三日、水曜。

午前。道徳心理学でMoran。心の哲学における一人称/三人称の非対称性が道徳的推論にどう影響するか。午後は図書館。夕方。マーティンのセミナー。教室がでかい建物の中なので、毎回たどりつくのに一苦労。今日も、あちこちうろつき回っているとジョン・キャ…

2日、火曜。

午前。変則日程でSocial Ontology。Social powerとは、人間の行動・心理に影響を与えるinsidious dispositionとして定義される、とか。どこぞのフェミニストの博士論文だということ。しゃべりようがなくってサールもこまり顔。午後。Ayersセミナー。今週から…