2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

31日、木曜。

五月最終日。今月は長かった感じがするな。朝から西宮。ウィリアムズとバーリン。午後は、ゼミというより耳寄り情報のお披露目会といった趣。宿題が増えるふえる。"Mind and World"にでてくる"space of reason"と"second nature"の話は掘り返してみる価値が…

30日、水曜。

朝。雨降り。あまり眠れなかったみたいで、頭がぼんやりしている。深酒するとどうしても眠りが浅くなってしまうようで。事務的に必要な事項をひとつずつ片付ける。午後。雨があがる。最近じぶんの仕事ができてない。いかん。校正も「やります」とかいっちゃ…

29日、火曜。

朝。ドイツ語。半分くらいまできたのかな。午前。いろいろと連絡事項あり。時期をみきわめるのが難しい。午後。引き続き情報検索エージェントと化す。ネット経由でできることにも限界はある。実際に自分の目で見て確認しないといけない、ということだな。ひ…

28日、月曜。

快晴。朝から書類を集めたり。午後。えんえんと調べもの。ぐったり。夜になっても終らず。きりがない。朝: 昼:ラーメン。夜:パスタ。

27日、日曜。

晴れ。朝。襟を正して向かいあうでき本を、寝転がりながら読む。なんだか、自分の不誠実を指摘されているようで居心地が悪くなってくる。途中から、「だれのものでもない眼」を意識してソファに場所換え。午後。しらべものの続き。迅速かつ勤勉を心がけるこ…

26日、土曜。

京都駅から河原町近辺まで、大手の書店を片端から行脚。仕入れた材料で終日しらべもの。(哲学ではないのですが。)かんたんそうな面倒くさそうな。時間がかかることだけは覚悟しておいたほうがよさそう。NYU組との夕食会は延期になった模様。PBさんが体調を…

25日、金曜。

朝。AI演習。チェス・プログラムの進歩とドレイファスの歯ぎしり。「バラ色ってどんな色?」か。なるほどなあ。私には「高島屋」のイメージしかない。午後。Paul Horwichさん講演会。The Nature of Paradox.柔和な表情をくずさない、こころやさしい哲学の先…

24日、木曜。

上ヶ原。授業はウィリアムズ。ゼミもウィリアムズ。夕方。先生と相談事など。あちらこちらでの逸話をいろいろと聞かせてもらう。夜。夕方、「いくらなんでも遅いなあ」と話題にしていた件がいきなり片付く。めでたくはあるのだが、慌ただしくもある。朝: 昼…

23日、水曜。

晴れ。暑くなりそう。扇風機でもだそうか、と思いながら床面積の足りない部屋を眺める。扇風機をおく空間が確保できそうにない状態。「読もう」と思いながら「読まないまま」の本をつみあげているのが最大の原因。机のうえの方が空きスペースが大きいな。い…

22日、火曜。

朝。晴れ。ドイツ語。今日はなんだか時間に貧乏性。せっせと行きましょう。午後。中公から出始めた「歴史」シリーズをぱらぱらとめくる。石黒先生のコラム(アンスコムの回想)でハタと手がとまる。スーパーヴァイザーがライル、論文指導がストローソン、ダ…

21日、月曜。

朝。たまっていた連絡事項の処理。今日って親鸞の降誕祭なのか。午後。所用で外出。ゆっくりお昼をたべたりしているとあっというまに夕方。どうせなら贅沢に時間を使おう、と、相国寺で若冲。新聞等の印刷だと、本人のタッチなのか印刷のドットなのか区別で…

20日、日曜。

まだまだ寒いなあ。引き続きSetiya。なかなか議論が追えずにいらいらする。ちかごろうわさの『大日本人』って、「主人公が高圧電流に打たれて巨大化した怪獣たちと戦う」話なんだそうな。物理的に「大」な日本人ということだったのね。夜。漫画で現実逃避し…

19日、土曜。

昨晩は雷雨。ピカピカ、ごろごろ。朝。寝すぎた。頭がぼんやりしている。教えてもらったKieran Setiyaという人のペーパーを何本か。ケンブリッジでは「ムーアを凌ぐ俊才」とうたわれた人なんだそうな。年齢は・・・うわあ、同い年だよ、たぶん。。。朝:コー…

18日、金曜。

一限AI演習。これまでとは視点を変えて、論理学の側からAIの理論にむけて提起される問題を考えてみよう、というところ。具体的には、ゲーデルの不完全性定理がAIの理論にとってどのような含意をもつことになるか、というトピック。コンピュータが知性にお…

17日、木曜。

朝から西宮。エリオットの「うつろなる人間」の話とパットナムのゼミ。生徒から、最近の就職活動関係のパンフレットをみせてもらう。強烈というか、背筋が寒くなる。「本気で仕事に打ち込んでる先輩たちって、とっても素敵ですよ」式文言のオンパレード。(…

16日、水曜。

朝。ウィリアムズ関連でしらべもの。世界の絶対的概念ないし客観的把握であるからといって、それが「世界に導かれて」いる必要はまったくない、という指摘。もっともっちゃあもっともなんだが。なにをいまさら、というか。「収束」が「世界に導かれて」いる…

15日、火曜。

ドイツ語の日。"Wenn der weisse Flieder wieder blueht"。ドイツ語はともかく、「すみれの花咲く頃」といっても通じない模様。これは年齢差によるものではないようにも思うのだが。そんなもんか。午後。授業準備。前回のレポートを読む。就職活動を終えた四…

14日、月曜。

酒が残ってる感じ。だめ。ごろごろしながら濫読。本読むときに、カバーを外してしまうクセがあるのだが、はずしたカバーはいったいどこに消えているんだろう?捨てるはずはないし、律儀に片付けているわけでもないので、どこかに隠れてはいるはずなのだけれ…

13日、日曜。

外。終日ちんたらメモを書いたり。夕方から四講座合同新歓。今年は南下のうえ川向こうで。気前のいいBYOのお店。雑炊がうまい。なつかしの店で、Kが中国にわたって総菜屋をひらいたとかいううわさを聞く。ちとびっくり。調子にのって飲みすぎ。朝: 昼:…

12日、土曜。

寝すぎる。お天気はいいのだが頭がはたらかず。血がめぐっていかず何を読んでも上滑りするような、いつものあの感覚。散歩して血流をよくしようと試みるが失敗。あきらめて、数学者の評伝を読み始める。「集中力のすごさ」というのはどの分野の天才にも共通…

11日、金曜。

快晴だが風が強い。I先生演習は休講。午前。さて、いろいろやらなければ。夕方から衣笠。去年から、ここの授業で感じ続けている違和感は何なんだろう。「学部生だけの演習」というものを経験したことがないから、そのせいなのかもしれない。哲学というより英…

10日、木曜。

朝から上ヶ原。雨がふったり、かと思えば急に青空がのぞいたり。授業ひとつとゼミひとつ。控え室で哲研の先輩にお会いしてほっとした気分になったり。なんというか、大人数の授業をやった後って「責任者」の心理的重荷をおろしたくてしょうがないんだろうな…

九日、水曜。

晴れ。夏を感じさせる暑さ。湿気がなくてまだまださわやかですが。午前。あれやこれやと考えごと。風呂敷が大き過ぎるのも考えものだし、さりとて細かく詰めた議論をかっちりするタイプでもないし。けっきょく「いつものスタイル」に落ちついて苦笑する。午…

八日、火曜。

朝。東山ドイツ語。少し古いものを読んだせいか、辞書引きに苦しむ学生さんがちらほら。連休明けだというのに、みんなまじめにでてくるなあ。お昼。軽めのエッセイとか読みながら、連休のお土産(大好物!)でゆっくりする。五月の風がここまで気持ちいいも…

七日、月曜。

社会復帰にむけてリハビリの日。書きたくなくて先延ばしにしていた書類数点。授業準備もしなければ、と思いつつ、読み残した文庫本を片端からかたづける。「一冊の本を一気に」ではなく、「複数の本を同時並行で」という習慣はいつごろから身についたものな…

六日、日曜。

連休最終日。雨。昨日のうちに帰っておいてよかった。そろそろ社会復帰のリハビリをしておかないと、なのだが。いったん切れたエンジンは簡単にはかからず。完全にポンコツ状態。締め切りの書類だけ片付けて、後は「教養のため」と称してあれやこれやを読み…

五日、土曜。

朝はゆっくり。わいわい遊んでから昼食バイキング。よく食べる連休だ。そのまま松阪へ。今回も渋滞知らず。三重県内は怪しいところにさえ近づかなければ大丈夫、ということなのかな。実家でのんびりして、ご飯たべてから夜おそい目に出発。伊勢道から一号線…

四日、金曜。

松阪から鳥羽に移動。新しい道ができてアプローチがものすごく快適になっている。すいすいと到着。鳥羽国際で豪華昼食。鮑うまい。昼間から酔っ払う。外の空き瓶コーナーに、ペトリュス70年とかルパン79年とかが本気でおいてある。飲む人っているんだなあ。…

3日、木曜。

ひさしぶりに夜更かし。高野連の特待問題がニュースになっているけれど。むしろ、野球特待が禁止されていた、ときいてびっくりした人のほうが多いんじゃないだろうか?プロの世界がみえてる連中なんて、一年後には「契約金一億、年俸一千万」が身近に感じら…

二日、水曜。

引きつづき、これまで読まなかった人たちのものを意識的に選択する。当然のことながら、「名前はしってたけど」な人びとがたくさん。しかし、Paul HorwickとかTim Craneとか、いかにも頭のよさそうな(?)人の議論にまで手をのばすのはどうにも気が引けてしま…