五日、水曜。

午前はWallace。ネーゲル,『利他主義の可能性』からヒューム主義批判のところ。

授業後、Wallaceに質問したりしているときに、Eugeneという院生と知り合いになる。

Harvardの出身で、卒論はKorsgaardだったんだとか。

今年バークレーにやってきたばかりで、あまり何も知らない様子だけれど、爆発的なエネルギーというかその猛烈な勢いに圧倒される。

よくしゃべるんだ、これが。「知ってることはストックがつきるまで全部しゃべりますよ。ストックがつきたら? また仕入れますので待っててくださいね」という感じ。

おまけに、話してみると父親とDan Wiklerが大の親友で、Wiklerのボートをやっている息子と彼とも仲良しどうしなんだとか。

コースガードはウィークラーと同じブロックに住んでるとかいってたし、世の中どこまでいっても狭いもんだ。

午後。Martinセミナー。「他者の心」をめぐるマルコム/マクダウエルの議論。

学部生の授業より、院生たちのほうがおとなしめなのが面白い。