移動日。
車を返して、待ち時間のあいだに広大な空港の中をぶらぶら。
おみやげでも探そうかと思っていたのだが、やたらとでかいくせにいわゆる「空港のお店」というのがみつからない。
(北米線以外の国際線ターミナルが隔離されたビルになっているようで、そのせいかもしれない。)
しょうがないし、名物ピザを食べながら時間をつぶす。
夕方。定刻どおりの飛行機で一路バンクーバーへ。
入国審査で妙に絡まれたりしつつ、ぶじ20数年ぶりのカナダに到着。
懐かしの英語/フランス語の隣り合わせ表記をみた瞬間、なぜだか「帰ってきたなあ」という気分になる。
(マイルとかポンドとかじゃなくてキロ表示だし。)
国境の南の人たちの、「省エネ型モゴモゴ発音」に比べると、街中で話されている英語がずいぶんと聴きやすい気もする。
とりあえず、空港を出て全自動運転の近未来型電車でダウンタウンまで。
これがまた近くて30分かからない。
20時すぎにちょっと古いけど眺めのよいホテルにチェックイン。
なんというか、日本のコンビニでよくみかけるカップラーメンを監修しているお店が出ていたり、「居酒屋」とか「寿司」とか「焼き肉」のお店がたくさんあったり、まるで日本人街のようなところ。
(15分にいっかいくらい日本語が聞こえてくる)。
観光客も多いし、ワークングホリデーとかで滞在している若い人が多いのかもしれない。