8日、金曜。

朝。テレビで「ニューヨークの飲食店では、砂糖の入ったLサイズ以上の飲み物の販売を禁止する」というニュース。

ほんの二日ほどの滞在であれこれ言うのもなんだけれど、こういう「なにもかもをこぎれいにしていこう」という空気がなんとなく通ってしまう街だというのはうなずける気がする。

ホテルをチェックアウトして、プリンストン行きの電車でニューアークの空港まで。

電車の窓からみえる景色ははっきりいって「吹雪」。

空港のカウンターで荷物を預けようとしたら、「ちょっと待ってね。ボストン行きってキャンセルになってたような」と言われる。

案内版をみると、自分が乗る予定の便はon timeの表示なのだけれど、その一つあとのフライトがキャンセルになっている。

どうも、「ニューアークの空港自体は機能しているのだけれど、よその空港が閉鎖されてるせいでボストン行きの機体がここまで辿りつけてない」というケースがあって、その種類のフライトがキャンセルになってるらしい。

とりあえず、「やっぱり飛びません」となった場合に備えて陸上の交通手段を調べたりしながら出発を待つ。

お昼。吹雪のなか、ガタガタと揺れながら離陸。

大きなジェット機だったせいか、実質45分ほど飛んだだけであっけなく
茶会の街に到着。

明後日の飛行機が朝はやい関係で、空港近くの某上等ホテルにチェックイン。

夕方。移動日にしてあるし、わたしの場合ボストンの街を直接この眼でみることって研究遂行上有意味なことでもあるし(と言い訳を用意しつつ)、ボストン観光する気まんまんだったのだが、お天気の関係で断念。

ホテルの部屋でテレビのニュースを流しながら読書。

Fillbusterとかdroneとか、いろいろと新しい言葉を学習させていただく。

夜。ルームサービスでロブスター頼んでゆっくり夕食。

海老だけ食べてるとあれだけれど、ついてきたソースと一緒に食べればなかなかおつなもんですな、という感じ。

なんというか、食べ物に関する考え方が根本的に違うということなんだろうな。