9日、金曜。

イメージ 1 日本では某五周年をお祝いしている日。

そういえば、あれはちょうど北京でオリンピックをやってる最中のはなしでしたか。

・・・ということで、なんとなくオリンピックスタジアムを見学してから会場に向かう。

午前。来てはみたものの、「みるべきものはみつ」というか、なんだか秋風が吹いてるというか消化試合の雰囲気が濃厚に漂い始めたというか。

とりあえず、英語の練習のつもりで一般セッションをひやかしてまわる。

午後。「今日のセッションはもういいや」と見切りをつけて、地下鉄でピレウス(いわゆる「ペイライエウスの港」ってここだよな?)の駅まで。

「まるで英語の通じないエリアにまぎれ込んでギリシア語でビールを注文すること」を目標に、エーゲ海沿いをひたすら南にむかって歩く。

夕方。トラムにのって市内まで戻る。

財布の中をのぞくと手持ちの現金が残り110ユーロ。

持って帰ってもしょうがないし、豪遊してパーっと使ってしまっていい気はするのだが。

う~ん。

とりあえず、ギリシア料理ばっかりでさすがにしんどくなってきたし、豪遊は明日にとっておいてめずらしく見かけたNoodle Barとかいうお店で夕食。

お米文化バンザイ。

なんだがしかし、「アジア系のエスニックプレゼンスがここまで低い街」というのは、わたしの経験する範囲でははじめてだな。(20年前のケベックですら、ここまで「地元民一色」ではなかった気がする。)

夜。しかし、長いと思っていたWCPも明日で終わりですか。

さっさと帰って寝てしまえばよさそうな気もするものの、なんとなくもったいない気がして、現代版アカデメイア前でごろごろ転がっている野良犬たちと「やあ、ディオゲネス君!」とか戯れてからホテルに戻る。