ここですか。
ここでソクラテスが哲学してたわけですか。
完全に観光地化してはいるものの、人気が切れた瞬間の廃墟感が「夏草やあ~」って感じで、なんだかけっこう感動してしまう。
お昼。二時間くらいボ~っとしてから散歩がてら旧市街をぬけて地下鉄の駅へ向かう。
途中、みやげ物屋さんの店先に、"the father of democracy, priceless." と書かれたTシャツをみつける。
古代アテネの政治家らしき人物が、アゴラに立って民衆相手に演説をふるっている絵柄。
「某クレジットカードのパロディなんだろうけれど、さすがは民主主義発祥の土地というか、けっこう感動するなあ。これなら買ってかえるのもありかなあ」と思いつつ絵柄をよくみたら。。。
・・・"Priceless"ではなく"Pericles"と書かれていました。
ただの空目でしたか。
午後。ボゴシアンが「直観の哲学的意味について」なんてセッションで話すことになっている模様。
これくらいは聞いときますか。
夜。山を降りて、反対側の丘のふもとのカフェに陣取る。
ホテル帰ってもすることないし、