3日、日曜。

はっきりしないお天気。

朝からとある集まりの見物。終日立ち見でびっくり。

夜。ふと思い立って高校の世界史教科書を開く。想像以上にしっかりした記述でびっくりする。

その道の大家が書いてるわけだから、当然といえば当然なんだけれど。これだけ内容のある、安定した文章でも、「受験勉強」のバイアスがかかると暗記用事項の退屈な羅列にみえてしまうわけだ。

しかし、「勉強になる」と思って高校の教科書に夢中になってる自分というのはどうなんだろう? しかるべきものがようやく読めるようになった、という意味で成長したといっていいんだろうか。それとも、いまだに高校生レベルを卒業的てきてない無教養ぶりを恥ずかしく思いなさい、ということになるんだろうか。

流れで買い置きにしてあった『チェーザレ』。15世紀フィレンツェの様子とか、メディチ家とマキアベッリの関係とか(これはまだ先の話か)、漫画経由で知識が得られるのは日本に暮らす幸せのひとつなんだろう。

佐々木毅の書いたものとか、読もうと思ってもそう時間はとれないわけだし。

早寝。

朝:パスタ。昼:ラーメン。夜:ビーフシチュー。