午前。最後に残った演習ひとつ。授業はこれで全部打ち止め。
お昼。「それだけはやってくれるな」とあれほど念押ししたことを平然としでかす連中がいる。
その無感覚さがちょっと信じられない。
午後。「普通救命講習会」というものに参加。
消防署の人がやってきて、胸骨圧迫とかAEDの使い方とか、いわゆる心肺蘇生法の講習をしてくれる。
最近は、高校とか自動車学校とかでも同じような講習をやっているらしい。
一昔前だと、信号のなかった村で子どもたちに「信号機の使い方」講習が行われたりしたらしいのだけれど、心肺蘇生法なんかも「市民として身につけておきたい技術」として位置づけられるようになってきてるのかな。
なんにせよ、「脳に血液が届いている」だけで蘇生率がびっくりするほど上昇するということだし、何も知らなければ「いざ」というとき本当になにもできないわけで、知っといて損はない技術なんだろう。
夕方。強めの雨が続いている。
帰ろうと思ったら傘がなくて困る。