10日、水曜。

結局寝付けずじまい。
 
夜中にごそごそと起きだして積み残していた仕事を片付ける。
 
朝。窓を開けると大雨。というかもはや嵐。
 
しょうがないし、覚悟を決めてホテル向かいのバス停に向かう。

幸い、ホテルからバス停まではちょっとの距離で、10分ほどで バスも到着。

「やれやれ、それほど濡れずに済んだか」と一息つきつつバスに乗り込むと、なんとバスの車内がまさかの雨漏り。
 
傘もってたらバスの車内でもさしてたんじゃないかと思う。
 
(まわりのお客さんが、まるで動じずに電話したり寝たりしていたのはさすが。)
 
一時間ほどで空港に到着。
 
予約してあったレンタカー会社を探すのだが、なかなかみつからない。
 
なんとなく、「レンタカー会社のカウンターが空港内にあって、そこでいろいろ手続きをして」みたいなのを想像していたのだが、実際には専用のシャトルバスで会社の敷地まで移動して、そこで車を受け取る仕組みになってるらしい。
 
お昼。あこがれのトヨタ・カローラ号でインディアナに向かって出発。
 
・・・したのだが、シカゴの道路が複雑すぎてあっという間に迷子になる。
 
「いまだ、このなんちゃらストリートを左折するのだ」と思ったらいきなりワイパーがグリグリ動いたり、雨が強くなって「いかん、ワイパーを強くしなければ」と思ったら当然のようにウィンカーがちかちかしたり。
 
いい加減泣きたくなる。
 
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午後。苦労しながらもなんとか目的地に到着。
 
「このペースなら16時には着くだろうし、15時開始のキーノート(スピーカーはなんと82歳になった御大サール)なら後半は聞けるだろう」と思っていたのが、到着したらなぜだかすでに現地時間で「17時」。
 
シカゴはcentral standard timeで動いているけれど、インディアナEastern standardのゾーンに入るので一時間ずれるわけですか。。。
 
車で移動できる程度の距離だし、横よりは縦に動く行程だしでまったく気にしていなかった。

ぎゃふん。
 
夕方。気を撮り直して、ホテルにチェックインしてからShared Agencyをテーマにしたブラットマン特集のシンポジウム。
 
何列か前になつかしいサールの後頭部がみえる。
 
夜。テレビをつけると、「このへん一帯に雷雨警報が発令中」とかで、数十分おきに緊急警報が流れている。
 
空がピカピカ光ってなんだか不気味というか前途多難な印象。