10日、日曜。

晴れ。今日も春のようなお天気。

とりあえず、一歩でも先に進んでおこう。

夜。ニュースをみていて思うのだが、共和党の候補が(ほぼ)一本化されてから、大統領選関連のニュースがずいぶん露骨さを増してきたような印象がある。

クリントンでもオバマでも、「医療保険からなにから、この国のシステムは完全におかしくなってしまってますよね。危機的というか、絶望的にすら思えるほどかもしれません。でも、まだ希望がなくなったわけではないですよ。いまこそワシントンを根本的に治療して、自分たちの手にこの国の政治を取り戻そうではないですか。In Change We Belive!」というのが民主党の基本的なスタンスなんだろう。

対して、「なんだか最近様子がおかしいですけれど、移民問題でも税金問題でも教育問題でも、わたしたちの豊かな暮らしを守っていかなければならないですね。まかしといてください、この強くて豊かな正義の国をむちゃくちゃにさせたりはしませんから。」というのが共和党がわのメッセージということになる。

これまでは、同じ党内の争いで実質的な政策の違いというのはある意味で背景に退いていた感じがあるのだが、局面が変わって「金持ち対貧乏人」の対立図式がくっきり浮かびあがるようになった、ということなんだろう。

なんだかこう、医療費のバカ高いのとかは人ごとなんかじゃまったくないし、野次馬気分で気軽に眺めるのが難しくなってきたな。