9日、水曜。

最近、朝の風景がどことなく変わったような、と思っていたのだが、路上ですれ違う高校生たちが衣替えで夏服に変わっていたからだ、とようやく気づいた。

問題は、むしろ、「なぜいまごろになって《衣替え》だったことに気づいたのか」、というところなのだが、これはおそらく「夏服なのに全員カーデガンを標準装備で着こんでいる」ことが原因だろう。

「夏服になったんなら全員半そでになってるはずだろう」という思い込みがどっかではたらいてたんだろうな。

午後。なんというか、コンピュータを開ける気力が出てこない。五時間くらいぶっつづけで漫画が読みたい気分。

こういうときは授業の準備でもしよう。

と思ったら、近所の高校(だと思うんだが)の連中がどんじゃかどんじゃか大音量で楽器を鳴らしてやがってとてもうるさい。

文化祭かなんかの練習だとは思うけれど、渡りに船とばかりこれでは勉強できません、ということで撤収。

私が悪いのではないのです。

夕方。ということで家に帰って資料読み。

今回の授業計画にあわせて、いちどフレーゲを真剣に読んでみよう、と思っていたのだけれど、無理ですな。あはは。

結局、おなじみSUMMMAの第一巻とN先生の名著でハンドアウト作り。

私がどれだけ力んだところでこの二冊に勝てるはずもなし、学生さんのことを思えばこれで正解なんだ、とは思うんですけどね。

なんちゅうか、まあ、私が無力なのではなく先人が偉大なのだからしょうがないのです、ということで。

夜。授業準備の一環で、Lloyd Webber先生の名作を鑑賞。