24日、火曜。

朝。晴れ。

連休中の不摂生がたたったか、朝から体が重たい。

午前。授業準備をしていたら、いきなり某会議への召集電話がかかってくる。

うへえ~い。人数が足らないならいきますけどね。

で、30分だけ山のにぎわいの枯れ木になってから抜け出してそのまま授業。

お昼。例の「事業仕分け」の話題で、教えてもらったサイトをのぞいてみる。日本でのテニュア・トラック制導入の試みとか、知り合いの人がそれに関係していたわけなんだけれど、その後どうなってるんだろうか。

「景気悪いなあ」とだけ言ってても始まらないとは思うんだが、景気悪いよなあ・・・。現状ですら暗いところに、こんなとどめをさすようなこといわれてもなあ。

セーフティネットが機能しているなら、とりあえずこの世界進んでみようかな」、という人がいるから裾野が広がって、その広がった人材の中から思わぬ花を咲かせる人がたくさんでてきたりもするわけで。

予算を削ったところで優秀な人はいずれにせよ優秀な成果を挙げてきっちりその道を進んでいくのだから、余計な「雇用対策」とかPD救済策なんかいらない、というのもどうなんだろう。

少なくとも、人文系の場合、二十歳前後で研究者としての適正なんてみわけがつくわけないだろうと思うし、ずば抜けて優秀な人間だけじゃ、研究はともかく教育のほうは回っていかないわけだろうし。

これからさき、真っ当な人ほどこの世界に残ろうとは思わなくなるんじゃないだろうか、と。

午後も続いて会議。

どの話を聞いても、どうもなあ、という感じ。