朝。連休明けでなんとなく気が重い。
午前。授業関係の調べもの。はずかしながら、生まれてはじめてカーライルの文章を読む。
お昼。休日がらみの変則日程で授業ひとつ。
午後。某重要任務で本部へ。白い手袋をはめてジェラルミンのケースを運ぶ。
ふと、毎日ジェラルミン製の小型スーツケースを持ち運びつつ、顔は笑っても眼が笑っていなかった知り合いのことを思い出す。
夕方。本日五時で卒論の締め切り。
戦い終わった戦士たちが廊下をふらふら。悲劇にせよ喜劇にせよ、ドラマはなかった模様。
打ち合わせをひとつはさんで仕上げの会議がもうひとつ。
こんな一日もある。
夜。雪が降り出す。