14日、水曜。

太陽が低いところを動くようになったせいか、午前中はブラインドをしてないと直射日光がさしこむようになってきた。

予想もしなかったところで季節の移り変わりを感じる。

午前。アリストテレス。この授業はまだ様子見。


夕方。事務室に「人文学部でも新型感染者発生」の緊急告知ポスターが張り出されている。

「くるかこないか」ではなく「いつくるか」の問題だったわけで、いまさらこれはしょうがない。

「病気してもひなたぼっこすれば治る」というガッツ石松先生になりたい。

しかしまあ、ここ10年ほどを冷静に振り返ってみれば、「空にはテロリスト、地上には狂牛病」みたいな年から始まって、そこら中でなんらかのやっかいごとが起こってはいたわけで。

わが国は戦争してないだけまだましなのかもしれない。