29日、月曜。

午前。授業準備。

午後。授業ひとつ。

「読むべきリスト」は伝えてあるわけだし、レジメで最低限の資料は配布しているわけだし、「自力」でなんとかしてもらう領域を増やす方向にすこしだけ方向転換。

「この話をしてもわからんだろうからやめておこう」ではなく、「わからんだろうけど苦労して考えてみてもらおう」というのをすこしだけ入れてみる。

夕方。ちょこちょことレポート読み。

やはり、もうちょっと「高いレベル」を期待してみてもいいんじゃないか/そのほうが両方にとってよい結果につながるのではないか、という気分になる。

「授業で伝えられた文献を自分で読んでみましたか」とか、「レジメ以外の文献を自分で探して読んでみましたか」とか、ずばり「あなたは自分が教員の期待する水準を達成したと思いますか」とか、受講者の「自己評価」アンケートというのはやってみる価値があるよな。

「死ぬ気で勉強せんとどうにもならん」というプレッシャーも、ときには必要なものだろう。

夜。いらん用事ばかりが次からつぎへと湧いてくる。