16日、月曜。

午前。今日はお昼から人が大量にやってくる予定だし、で部屋の片付け。

時間通りにはこないだろう、とタカをくくってのんびりやっていたのだが、予定時間どんぴしゃのタイミングでやってきた人がいて、労働スタイルでオーブンをごしごし磨いているところをじっくり見物されてしまった。

「はやめにいけば何かいいことあるかな、と思って」だそうな。

午後。シーズンの変わりめで、帰国の迫ったきた人々をまとめて送りだすパーティ。12,3人は集まったのかな?

朝はどんより霧と風、でずいぶんと寒かったのが、お昼をすぎるとからりと雲ひとつない青空に晴れ上がる。毎度のこととはいえ、5分かそこらで一気に空模様が様変わりするのをじっさいにみると、きつねかたぬきにでもばかされているんじゃないか、という気分になってくる。

永住している人は別にして、この夏で主だった日本の友人はほとんどが帰国することになってしまった。ここまで急に周りの人がいなくなっていくのは初めての経験。このままだと、自分たちが帰るころには見送ってくれる知り合いがゼロ、とかいう状況になってるんじゃないだろうか? (これまた永住している人は別にして、だけれど。)

なんにしても、西海岸の日本人コミュニティは人の入れ替わりが本当に激しい。まあ、だからこそ日本人むけの商売が充実したりして暮らしやすい場所になっている、ということでもあるんだろうけれど。