朝。キャンパス内で、ツバメの子どもたちが巣立つところに出くわす。
きょうだいたちが元気に飛び回るなか、飛び立てずに道路の上で苦しんでいる子が一羽。
とりあえず道路脇の木陰に避難させてみる。
しばらく様子を伺っていたのだけれど、やはり飛び立つのは難しそう。
野生の雛を保護するわけにもいかんし、いったん部屋に荷物をおいて、一時間後くらいに戻ってみる。
姿はみえなくなっていたので、自力で歩くか飛べるようになったということなんだと思う。
お昼。子どもつばめを手に乗せたときの感触が残っていて、いろいろと考えてしまう。
「自然のことは自然に」が正解なのだとは思うけれど。