4日、水曜。

晴れ。
 
研究室引きこもって某ペーパー書きの続きと事務仕事いろいろ。
 
日中、去年の業績表のゲラをみながらぼんやりと考えごと。
 
外向きというか営業上の事情もあるし、しょうがないところはあると思うんだけれど、業績が英語で書いたりしゃべったりのものメインになってくのって正直どうなんだろうか、と。
 
12年で埋もれては忘れ去られる横文字のペーパーを何本か書くよりは、十年・二十年参照してもらえる縦文字の大きなものをひとつふたつ残せれば、そのほうが自分らしいというか意味のある仕事になりはしないだろうか。

教員としては、もともと予備校で教えることにかなりのやりがいというか適性を感じたりもしていたわけだし、いわゆる〈L型〉の仕事をすることに抵抗はないんすけどね。

でも、L型とかG型とかの話で行くと、総合的に言って自分はやっぱり某先生の言われた<N型>人間として自己規定するのが一番よさそうなんじゃないか、という気がする。
 
なんにしても、それくらいのところに居場所を定めた人間がいないと日本の大学システム全体が立ち行かなくなる、っていうのはまちがいのないところなわけだし。

さしあたり、「来年度一年どんなすごしかたをするのか」という問題との兼ね合いもあってなんとも悩ましいところ。