17日、木曜。

「いい加減はじめないと」な8月の某仕事。

・・・を始めてみたのだが、なんだかテンションが上がらない。

というか、ここしばらく、全体的に哲学系の仕事がまるで面白いと思えない。

疲れてるんだろうか?

夕方。気分転換にジョブズの伝記第二部。

リアルタイムでよくわかる記述ばかり。

(もともと、わたしの世代にとって「アップル」といえばウォズニアックであってジョブズじゃないんすよ。というか、両親より若い人の伝記は初めて読んだ気がする。)

なんにせよ、この人が世に送り出したもので自分の生活がこれだけ違うものになっちゃってるというのはなかなかすごいこと。

ただ、どうなんだろう。

「エンドツーエンドでユーザー体験を管理する」という芸術家気質がなあ。。。

IBMとかがいて、アップルがまだ「反逆者」だったころはそれでよかったんだろうが、いまや業界ナンバーワンの巨大企業になっちゃってるわけで。

「画一管理する悪の元凶」的な(かつてのIBMに対するジョブズの攻撃的な対応が、そのままいまのアップルに跳ね返ってしまう)イメージはぬぐえない。

ついでに、ブラウザ環境とか、ウィンドウズ標準の世界にマックユーザーが突っ込んでくと、いまでも辛かったりすることって多いしな。

IT業界にはまだまだイノベーションというか変革の契機を豊富に残ってる、とうことでもあるんだろうけれど。

行き詰まり感満載の大学と違って。