朝。桜が一気に開きはじめた。
あちこち寄り道しながらゆっくり出てくる。
午後いっぱい卒論指導会。
なんというかストレスたまります正直。
うちあたりで真剣に卒論指導やろうと思うなら、根底からシステムを変える必要があるんじゃないか、と。
毎年思うのは思うんですけどね。
システム変えたところで、どこまで学生さんたちがついてきてくれんだろうか、とも。
途中、「causationで卒論書きます」という威勢のいい学生さんが(なんと二人も!)いて、なんとなくHuw MellorとかWesley Salmonとかの名前が出る。
懐かしや。
しかし、いま思えばとんでもなくビッグ・ネームな人々に教えてもらってたわけなんだな。
同時に、テイラーとか読んで、「わたしはハードコア科学哲学には縁のない人間ですから」とかうそぶいてはあんまり勉強しなかった自分が悔やまれてしょうがなかったりもするわけですが。
帰り道。山際に月が出ている。
満月なのもみごとなのだが、色がすごい。