16日、月曜。

授業の日。

時間の使い方をはげしく間違えた。

ちゅうか、急いでしゃべろうとしてもろくなことにならんのだよな。

ゆっくりやればいいじゃないか、コマ数だけはたっぷりあるんだから。

(要するに、進度かせいでどっかで一回休みをいれよう、なんてよからぬことを考えるからいけない。)

夕方。某ブレンターノ関係の論文を再読。

私も、こういう、「ぱっと読んで<ふ~ん、ああそうなんですか>」じゃなくて、「何度戻ってきてもそのたび新しい発見がある」、「最初は気づかなかったけれどここまでしっかり議論してあったのか」と驚かされるような密度の濃い論文を書きたいのだけれど。

書きかけの自分の原稿をながめながらなんだかしょんぼりした気分になる。