23日、土曜。

午前。ゆっくりめに起きて、お昼から鹿島槍

私のスキー歴というのは、たぶん十代後半がピークで(高2の冬だと年間40日近くは滑ったんじゃないかと思う)、当然カービングスキーなどというものは存在していない時代だった。

その後、20代に入り、ぱたっとスキーをしなくなってからもう10年以上。

先回も今回も、滑っていてなんとなく違和感があるのはブランクのせいだろう、と決めてかかっていたのだが、どうもそうではなかったらしい。

つい昔の板の感覚で、全体重をかけてテールを踏み込んで、板の反発を使ってターンして、という動作をしていたのだが、これだとカービングの板はまったくいうことを聞いてくれない。

なんというか、無理やり板をぶんまげるなり振り回す、というのではなくて、ちょっと体を傾ければエッジがひとりでに斜面を噛んで、スキー板のほうが体重を利用して勝手に加速し始める、という印象。

しかも、エッジの後ろ側ではなくて、板のトップ(というか感覚的には内足の小指あたり)が雪面をつかんで進んでいく滑り方になるんだな。

野球とソフトボールくらいは違うスポーツをしている気分でちょっと新鮮。

夕方。大町の温泉郷経由で帰宅。