朝から気合入れて料理してしまう。現実逃避は楽しいなあ。うひひ。
午前。一本目の話にいったん区切りをつけて、もう一つのほうにかかる。今度はひさしぶりにカントな仕事。(ちょっと毛色は違うのですが。)
午後。いろいろ文献を探してみるのだが、いわゆる「カント研究」の範囲内では「ピタリ」とかみ合う文献がなかなかない。
それだけ、セラーズの独創性がきわだつということではあるのかもしれないけれど、ぶっちゃけ「この分野の話題でこの研究層の手薄さはないでしょう」といいたい気分。
夕方。文献探しの途中、久保元彦の本を開いてみる。恥ずかしながら、いままでこの人の書いたものを真剣に読んだことがなかったのだが、かなり近い問題が扱われている様子。
勉強になるし、それ以上によく書けた論文だなあ、と感心してしまうのだが、奥付をみると「昭和17年生」の著者がそれぞれ昭和50年と52年に発表したものらしい。
五十引く十七とか、五十二引く十七とかいうことは・・・。
へへへ。