19日、金曜。

朝。県内に新型くんがやってきてから数日。なんの影響もないなあ。

お昼。ここしばらく、トイレなり廊下なりで同僚の先生がたにあうたび、「いやあ、この時期は疲れがピークで」というような話題になる。

あたりさわりのない話題だし、夏/冬の盛りに「いやあ、暑い/寒いですねえ」といってるような感じなのかもしれんな。

午後。授業。授業。道具的合理性の話と、19世紀なかばにおける「哲学」の概念についてなど。

ウェーバーとかマルクスあたりの話をしていると、大講義でしゃべる大学教員の労働というのは疎外された労働の一形態(典型?)なんじゃないだろうか、という気分になってくる。

もうすこし希望をもつべきなんじゃないか、とも思うのだけれど。

夕方。あちこちで夏風邪の症状が蔓延中。例のあれじゃないだろうな。