24日,火曜。

午前。合間をみつけて読みついでいた某大学哲学科の「物語」。こういうかたちの読み物にしてもらうと、哲学とひとくちにいってもいろんなタイプがあるのがよくわかる。

私なんかには、いわゆる《Selbstdenken》とか「独創にみちたpath breakingな仕事」だけが重要なわけじゃなくて、教養としての哲学というか、哲学を学ぶことで人生が豊かになるならそれでいいじゃないか、というスタイルの人たちの存在がありがたい。

ケーベルとか桑木厳翼とか、そっちのほうにシンパシーを感じてしまうんだな。

お昼。またまたテレビでWBC決勝。緊張感のあるよいとても試合。前回は、敗者復活ばっかりで「そんなのあり?」という感じの世界一だったわけだけれど、今回は文句なしだろう。

一大会で《日本―韓国》の同一カードが五試合、というのはどうかと思うけれど。