22日、日曜。

午前。こまごまとした用事を片付ける。

午後。今日から一週間ほどサクラメントに滞在する予定。

バークレーからひたすら高速で一時間半ほど。単調な道のりで退屈なのだけれど、そのぶんだけはやく着く感じ。

UC Davisのキャンパスくらいのぞいていこうかな、と思ったのだけれど時間の都合で素通り。(そういえばアリソンがいま(→→まだ?)デイヴィスにいるんだな。)

5時過ぎにサクラメント着。

ここまで内陸部に入ると、なにもかもがだだっ広くて「いかにもカリフォルニア」という感じ。

温度・湿度が両方とも猛烈に高くって、おまけにほこりっぽいもんだから、「なるほど、たしかにゴールドラッシュの町ですな」という気分になってくる。

夜。とある会合の前夜祭に参加。直前まで、せっかくだし自分も参加してみてもいいかな、みたいなことを考えていたのだけれど、メンバーをみて即座に撤退を決意。

なんというか、なにもかもが圧倒的。もとからして体のつくりが違うのか、小さいころから漬かってきた環境の違いなのかはわからないけれど、クラップ一つたたいただけでも「ほんもの」と「まねしてるだけ」がはっきりと分かれてしまう。

まわりをみているぶんには、彼ら/彼女らがゆらゆら揺れているのをみているだけで「かっちょええ~」となってしまうのだが、いざ「自分はどうかな」とすこしでも自意識が目覚めた瞬間に「おい、ちょっとまてそれでいいのか」としぼんでしまう。

いわんや、いざ「歌う」という段になると・・・。

(まわりはこちらのぎこちない動きなんかまるで気にしてはいないのだけれど。)

付き添いに徹するのが賢明だろうと思う。