30日、金曜。

頭のリハビリ継続中。

何ページか読んだり書いたりしているうちに、頭の中に血が通いだすというか、頭のあちこちがだんだんと動きはじめてくるのは爽快。

体の運動と同じで、頭を回転させるのも日ごろの「習慣」のひとつなんだろう、とつくづく思う。車のエンジンなんかと同じで、毎日使わないととたんに回りづらくなってしまうし、長いあいだ放っておくと回そうとしてもそもそもスタートすらしなくなってしまう。

しかし、私のようにお世辞にも意志が強いとはいえない人間の場合、「とりあえず机に向かって特定の本を開く」という物理的行動が習慣としてとれるかどうか、が実質的に「ものを考える」という作業ができるかどうかを決めてしまっているところもあるんじゃないかという気がする。

やはり、最初のとっかかりというか、実際に最初の一歩を踏み出すときの心理的ハードルが一番高いわけで、どんなテキストでも「読み始めれば面白いんだろうけれど、うんうんうなりながら読むのも面倒くさいなあ」となってしまうと手にとるのが億劫でためらわれるようになる。

要は、朝ふとんの中で「起きよう、起きなければ、起きれば眠くなんかなくなるんだから」と頭の中で闘っていても勝ち目がないのと同じなんだろうな。「えいやッ!」と飛び起きてしまえば後はなんとでもなるのにその「えいやッ」がどうしてもできない、という。。。

うーーん、なんか、中学生むけ雑誌の「絶対に失敗しない中間試験の勉強法!」みたいな話になってしまった。

・・・もうちょっと成熟した大人になりたい。