4日、火曜。

晴れ。

午前。ちょこまかと作文。

午後。Stroudセミナー。Necessity。基本的には、causalityに関するのと同じ方向からの議論がくり返されている、はず。

アプリオリであることや分析的であることと必然性概念とのつながりに関する記述がやっかいで、なかなか話が深まっていかない。

途中でポール・ボゴシアンの名前がでてきたのだが、一緒におでんを食べたことくらいしか思い出せずくやしい思いをする。

それから今日は発見が一つ。

参加メンバーの一人に、そこそこの年かさでヒューム、リード、カント、ウィトゲンシュタインとやたら哲学史的な知識に詳しく、ストラウドと正面から切りあっている人がいたのだが、聞いてみたらRobert Fogelinだった。

SさんとMさんが訳した『綱渡り』の人だよな? 道理で。

(ちなみに、かれの名前はやはり「フォグラン」と読む模様。また、Lawrence Bonjourのことをストラウドは「ボンジュール」と「ジュ」にアクセントをおいてフランス風に発音していた。「ボンジャー」とは読まないらしい。)