朝。ものすごい霧で視界がすこぶる悪い。
午前中には霧がひいて、気化熱が気温を奪ってでもいったんだろうか、空気が一気にキーン、と冷え込む。
午後。わからんものはいくらにらんでいてもわからないままだろう、とすこし方向転換を試みる。
パットナムの関連文献をいくつか。なんというか、この「快刀乱麻」ぶりはやはり名人芸だな。
(わたしみたいな若造がこういう論文を書くと、間違いなくリジェクト印をいただくことになるのだろうけれど。)
夕方。某方面から、「キャンベルを読んでみてもいいんじゃないか」とアドバイスをもらう。
そういえば、キャンベルは春学期からサバティカルでいなくなってしまうんだった、といまになって思い出す。
秋のうちに、ゼミだけでも出とけばよかったんだが。後悔さきに立たず。