10日、月曜。

カレンダー的には今日から試験期間がはじまる。

学生さんたちは大変そうだがわたしには関係のない話。実質的に今日から冬休みだ。

むかし、とある先輩が、<ODにゃがっこうも~/しけんもなんにもないっ♪>と、カラオケで歌っていたのを思い出す。

午前。休暇中は家にこもろうかとも思ったのだけれど、そればかりも気がめいるかな、とBerkeley Adult SchoolのESLクラスをのぞきにでかける。

場所はSan PabloとVirginiaの交差点。お天気もいいし、ぶらぶら歩いてでかける。Door to Doorで三十分ほど、ちょうどいい散歩コースだ。

ついてみると、校舎も雰囲気も、Adult Schoolという言葉から想像していたのとはずいぶん違った印象のところ。イメージ的には、日本でいう定時制の高校がぴたりとくるかもしれない。

(語学コースのほかに、高校を中退した人達むけのいわゆるGDE(General Educational Development/修了すると高校の卒業資格がもらえる)コースも開講されている、ということなので、実質的にも定時制高校という表現はあたっているわけだ。)

バークレーのESLは大規模で、初級からAdvanced Highまでの6クラスが午前・午後・夜間の三回それぞれ開講されているということ。

初日の今日はどこのレベルに入るかのクラス分けテストを受けさされる。

テストの感想は省略。テストよりも、Placementの部屋のおじさんが、英・西・仏・日(!)+何語かまったくわからない言葉、と四~五ヶ国語くらいを操りながら生徒たちをさばいていたのが印象に残る。

ずいぶん他国籍なところらしい。