29日、月曜。

朝。寒い。いっときの秋の気候に戻った模様。

BOSTONの五文字がキャンパス内をうろちょろしている。今日限りだろう。

授業はWatsonのフランクファート批判。お昼の討議はフランクファートに戻る。

午後。図書館で、「遠藤周作様/大江健三郎より」とサインされた献本が展示されているのをみつける。

遠藤周作バークレーと縁が深く、遺族が蔵書を大学図書館に寄贈した、ということらしい。

大江健三郎も客員でバークレーに滞在していた、という記述があったが、これはマサオ・ミヨシとかそのへんのつながりだろう。

そういえば、街中のコーヒー屋でもMURAKAMIとかENDOと書かれた本を読んでいる人をわりと頻繁にみかける。

日本文学も、翻訳のある著作に関しては意外と読まれている、ということなのかもしれない。