12日、日曜、午後。

イメージ 1 ダウンタウンバークレーの駅からユニバーシティ通り沿いにスーツケースをがらがら。宿泊先のホテルに向かう。

なんだか、ごみごみしててやかましい街。想像してた「大学街」からはいまいちイメージがずれる感じ。(ホームレスの人なんかも結構目につくな。。。)

率直にいってしまうと、薄汚れて治安もいまいちの中途半端な地方都市
にしかみえない、というのが第一印象。アメリカ郊外の、芝生の緑がきっちり手入れされていて小奇麗な建物とガレージが並んでいて、という先入見をもつからいけないんだろうか?

聞こえてくる言葉の半分はスペイン語かアジア系の言語。一つの空間のなかで、四つ五つの言語が当たり前のように同時に飛び交っている。

これがカリフォルニアなんだな、こちらは妙に腑に落ちて理解できる。

夕方。ホテルに大荷物を預けて、チェックインの時間までしばらく街中をぶらぶら。

大学のキャンパスはさすがにみごとなもの。哲学科の建物(モーゼス・ホール)はキャンパスのシンボル、セイザー・タワーの真正面。いいところにあるなあ、おい。

日曜日、かつ夏休み中なので、目に付く人出はほぼ観光客のみ。授業シーズンになったらまたガラっと街のイメージも変わるんだろうけれど、周辺のゴミゴミっぷりに比べるとこれはまさしく「別世界」。閉じこもって出てこなくなってしまうのも無理はないか、と。

京都みたいに、大学と街の雰囲気がある程度一致している、というのはむしろ珍しいことなのかもしれない。

夜。ホテルのとなりのタイ料理屋さんに入ってみる。外国のレストランで一人ぼっちって、なんだか手持ち無沙汰でやな感じだな。

チップをどのくらいおけばよいやら、いまいち勝手がわからず往生する。

夜。八時過ぎになってもまだ明るい。冷え込みは京都の10月下旬か11月上旬、という感じ。人通りも思ったより減っていない。

閉まっている店も多いし、ところどころガラスが割れたりもしてるし、(わたしですら)あんまり夜に出歩きたいと思う雰囲気ではないのだけれど。。。