15日、水曜、午後。

イメージ 1 午後。オークランドの比較的治安のよさそうなところをみにいく。山側でバークレーに近いあたりは難しそう。

サンフランシスコ・ベイ沿い、ジャック・ロンドン・スクエアのあたりをうろうろとみてまわる。

観光地というか、きれいなところだというのはいいんだけれど。。。

ちょっとお家賃のほうが。。。

でっかい道ばっかりで、歩行者には優しくなさそうだし、みた感じ治安もそうとう不安。夜、バートの駅から人気のない倉庫地帯やらアムトラックの駅の近くを通って家まで歩いて帰れるか、といわれると。朝のニュースで、「オークランドの路上で発砲殺人事件が・・・」というのを聞いちゃったぶんナーバスになってるのかもしれない。

このあたりはチャイナタウンにもなっていて、道路の標識が英語+中国語の標識になっている。公立学校も中国系が90パーセント以上を締めていて、学校のなかは広東語天国に近い状態な模様。

うーーん。

帰り道。自転車をBARTにもちこもうとして失敗する。改札のゲートが自転車だけ通って自分の体が通ってないうちに締まってしまった。

駅のAgentさんとかけあったのだが、「いざ」というときになるとなかなか英語がでてこない。えーーいくそ。

落ち着きさえとりもどせばそれで大丈夫なはずなんだけど。それができない。

夜。なんだか、先がみえてこないのが正直こたえる。冷静に考えてみると、べつに大して困難な状況に陥っているわけではない。このままいくと大惨事になることが必死だとか、後がなくってもはやあとには引けない、とかいうわけではまったくない。

後から振り返ってみれば、「なんだい弱虫」と自分でもいいたくなるよう状態なんだろうと思う。

こうやって自分を激励したりなぐさめたりするのもずいぶんひさしぶりの感覚だな。ケベックにいたときもこんなことがあったっけ? (けどこれは「ホームシック」という言葉が似合う十代のころの話。)

三十をすぎたおっさんにして、いざとなったら泣きながら日本に帰って、みんなによしよししてもらえばいいじゃないか、などど考える自分を味わえるのも海外滞在者の特権?

深夜。こういうときは、とことん「ブルーな気分」に酔ってみよう、と日本の歌を聴きながら眠ってみる。