13日、金曜。

13日にして仏滅の金曜日は一限の教養講義科目から。

なんかもう、もはや義務感だけでしゃべりにいってる感じというか。ぼけ~っとした顔の連中あいてにしゃべってると本当に気が滅入ってくる。

いや、真っ当なひとも相当数混ざってるわけで、というのはよくわかってるんですけどね。

「青年の教育ということは、本質的に次のような困難をもっている。すなわち、自然的な順序からいえば、訓練と経験を積んだ理性によってはじめて理解されるはずの知識を、悟性の成熟を待つことなく、年月の先を越して与えることを、承知の上で余儀なくされる、ということである」。(「1765-66年冬学期講義計画」)

カントが40歳のときの言葉ですか。

(ちなみに、訳文はまだ40歳になる前の某先生が書かれたもの。なんでこんな訳文が書けるのか。ははは。)

いまもむかしも、大学という場所はあんまり変わってないのかもしれんですな。