17日、金曜。

某書評用資料読み続き。

純然たるカント研究書なんだが、CassamとかSetiyaとかまでかっちり言及されているのはさすが。

といっても、こっちの人には名前すら通じんのだろうな、としか思えないのが悲しいところなわけですが。

夜。学生さんからのメール一通。

よくあるパターンで、文面の冒頭に「深夜に申し訳ありません」と書いてある。

「メールなんだから深夜もくそもないだろう」とずっと思っていたのだが、ようやく謎が解けた。

携帯メール(PCメールも当然携帯あてに転送)がデフォルトになってる連中なので、「夜中にメールを出すと相手の端末で着信音が鳴る」という感覚に支配されているんだろう。

糸子さんじゃないけれど、なんだか時代の流れをつくづく感じるな。