授業、授業。
やってて「う~ん、なんだかなあ」という感じ。
みんなが「ぼくらこれくらいでいいですから」というんだから無理して背伸びさせる必要はないのかもしれんな、と。
「何年かに一人、二人は根性のある人が混ざっているだろう」という思いがあって、なんとなくそういう人のことを思い浮かべながら踏ん張ってきたわけだけれど。
これは、私のほうがターゲットを間違えてた証拠だわな。
(あるいは、予備校時代の「鍛えればなんとかなる」的な発想が心のどこかにとりついていて、同じ調子で授業をやろうとしていたというか。)
いや、そもそも自分の中に「大学という場所」に関する幻想が残っていて、そこを崩したら負けだ、みたいな意地をはってるからいかんのだ。
とっとと敗北宣言だして、一から考え直すべきタイミングかもしれない。
妙なプライドは捨ててしまうのが一番だよ。
ただなあ。
「相手の目線に立つ」って、「相手を適当に見切る」ことの立派な言い訳にもなりそうでそれがいやなんだな。
「見切られた」側って、敏感にそういう空気を感じとって反発するに決まってるわけだし。
「楽して省エネで手抜きの授業やってるだけじゃないか」と、自分でも妙に屈折したプレッシャーを感じそうな気もするし。
夜。気がめいってしょうがないのでヒゲを剃って気分転換。
しかし、草刈りとかヒゲ剃りとか、気分転換の手段に関してはわれながら引き出しの数が多い。