24日、月曜。

今日も雨。

午前。授業は倫理学の特論。レポートの提出日。

まっとうな人はまっとうなのだけれど。

教員を不幸にするのは簡単です。ほんの数本、心ないレポートを押しつけて無力感をあおってやればそれでよいのです。

お昼。コンビニのざるそばについてくるのりを、そばつゆに入れるべきかそばの上にふりかけるべきかで3分ほど悩む。

午後。演習。『知覚の現象学』。

続いて相談ごと一件。本題より、別件のほうが気になる。

夕方。レポート読みの続き。

やんでくれない雨とダブルパンチで絶望的な気持ちになったり、まっとうなものがでてきては救われた気持ちになったり。

来年から、「しょせんは授業」と割り切って、根本的なところでスタイルを変えたほうがいいのかもしれんな。

「理解すべき概念のリスト」をガッチリつめこんだ教科書にして、なまぬるい小レポートみたいなのは廃止。で、本当の「小テスト」とガチンコの期末試験(持ち込み禁止で、勉強してないと手も足もでないようなやつ)でマシーンのように単位認定する、っていう。

でもまっとうな人のレポート読むのは楽しいんだよなあ。

ぬるいレポートには機械的に「不可」とつければいいだけの話かもしれん。