午前。運動不足解消を目指して、近所の裏山に入ってみる。
上のほうまで登ると、結構な雪道。
あちこち回ってから帰宅。
午後。新しく始める仕事の資料読み。
昭和初期の日本人批評家の列伝みたいな話を読んでいたら、小林秀雄は保田與重郎を「自分には見えていないものが見えている」同時代の批評家として高く評価していて、晩年の小林が保田の葬儀にでむいたのだけれど座敷に上がらず縁側から手を合わせるばっかりで」とかなんだか意外なエピソードがでてくる。
しかし、それにしても、「自分には見えていないものが見えている」という理由で尊敬しようと思う同時代の批評家を三人挙げろ、と言われたらだれになるんだろうなあ、とぼんやり考えてみたり。