1日、火曜。

朝。9月初日は長袖を着ることから始まる。冷え込んできたなあ。

午前。ちょこちょこと資料読みをしていると、オックスフォード時代のセラーズが、オースティンとバーリン(このあいだ、ラジオでJohn Grayが「ァィザィヤ・ベルリーン」と発音しているのを聞いた。Jayは「ベァリン」みたいな読み方をしていたのだが、どっちなんだろう?)の共同セミナーに出席していた、という記録がでてくる。

読んだのは、C. I, Lewisの"Mind and the World Order"。

「初期バーリンはガチガチの分析哲学者だった」というのはイグナチエフの伝記なんかでみた記憶があるのだけれど、「セミナーでC. I. ルイスを読むバーリン」というのはやはり意外。

午後。某医院で交された会話の再録。

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患者:インフルエンザではないでしょうか?
担当医師:いや、大丈夫でしょう。検査はいいんじゃないですかね。でたら面倒くさいし。
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いや、「でたら面倒くさい」って・・・。

夕方。資料を取りに大学へ。今度は部屋の天井に景気よく穴が開いている。思わず、椅子にのぼって天井裏をのぞきこんでみたのは私だけではない、と信じたい。