23日、日曜。

イメージ 1 「街中大道芸」の日。

流しの芸人さんたちが、街中のあちこちにちらばって、あれこれとパフォーマンスを披露してくれるというもの。

開催中のサイトウ・キネン・フェスティバルなどとあわせて、夏の終わりは「山と音楽と芸術の街」でお過ごしください、という趣向らしい。

午後。サイトウ・キネンはちょっと手がでないけれど、街中大道芸なら、ということでぶらぶらと見物にでかける。

お目当ては、Cirque-Baroqueというフランスのサーカス団と中国雑技団チームの出しもの。

イベントの目玉だけあって、会場はどちらも黒山の人だかり。

おフランスの人々は、体に紐を巻きつけつつ、自力で高さ10メートルほどのポールを登っては一気に落下する、という技をみせてくれる。

中国の人たちは、椅子を高くつみあげてその上で逆立ちする、というテレビでおなじみのあれを披露してくれた。

バランスが命の芸なだけに、普段は風のない屋内でやるものなのだそうで、「いかにも」という雰囲気の団長さんが、

「フランスデ金賞ノ芸、イツモハ市民会館ノ屋内デヤルネ。デモ今日ソト風アッテタイヘン! サア、ウマクイクカ!!」

と拡声器でがなりたてている。

ぶじ成功したからよかったようなものの、思っている以上の高さまであがっていくし、「これで落っこちたらおおごとだぞ」とみているこちらが緊張してしまった。

夕方。ほかに、カンツォーネつき手品師のなんとかさんとか、ほのぼの系の出しものをみてから帰宅。

なんにせよ、よいものを無料でみせてもらってずいぶんと得した気分の一日。