25日、火曜。

イメージ 1 今日から三日ほど、講座の人々と山登りの予定。

早朝。てけてけ歩いて駅まで。駅の改札に集合して、総勢6名で始発電車に乗り込む。

普通電車にがたごと揺られるのは久しぶりの感覚。そういえば、こんなふうにして通勤してたんだなあ、と数年前までの生活のことを思い出す。

混雑具合は比較になりませんが。

朝。白馬駅経由で、タクシーに乗って猿倉まで。

落石の情報も怖いし、今回は大雪渓を回避して鑓温泉から白馬山頂をめざすルート。

途中、「崩落でいつ崩れるか」という感じの難所が一箇所。そこをビクビクしながら通過した以外は、とくに問題もなく午後2時ごろ初日の宿泊地、鑓温泉小屋に到着。

冬季には解体してしまうという建物は、いわゆる「昔ながらの山小屋」という感じ。

スキーヤーズ・ベッドというか、カイコ棚というか、間仕切りされた空間に大人四人ほどを放りこむスペースが確保されているだけの簡素なところ。

混雑するシーズンには、同じスペースに10人程度がギュウギュウ詰めになるということなので、今回はずいぶんと快適だった。

標高2100メートルからの展望が売りの温泉は、曇りがちの天候に邪魔されていまいち楽しめず。

10年以上まえ、今回と同じルートを真逆の向きに歩いたことがあるのだが、そのときは素通りするだけだったので温泉につかれただけでもよしとしよう。(というか、温泉自体は本当にいいお湯でした。)

夕方。夏山登山の「中高年ブーム」は本当だったんだなあ、と確認させられつつ午後5時には夕食。

夜。日没はガスに邪魔されて拝めなかったものの、7時過ぎには雲が切れて見事な星空が広がる。

午後8時過ぎ。明日以後の晴天を祈りつつ、ほぼ全員があっけなく就寝。