朝。なつかしの母校に顔をだす。
文字通り世代が交代したことになるのだが、この場所は20年ほどまえとあまり様子がかわっていない。
ちょうど、自分が卒業したときに新しい校舎ができて、そのときの配置がそのまま残っている。
それでも、制服がかわってなんとなく現代風になった感じはあるのかもしれない。
午後。あれこれと買い物。
こちらの地理的記憶が薄れていたり、店並みががらりと変わっていたりで、十何年ぶりかで動き回る故郷の町はまるで別の土地のよう。勝手が分からずなんの変哲もない買い物が半日がかりの大仕事になる。
夕方。新しい携帯電話をつくる。思い切ってi-phoneでも買おうかと思ったのだけれど、はっきりいって高機能すぎ。携帯端末にそこまで依存するほど忙しい毎日をすごすとは思えないし、パス。
逆に、どこの会社のものをみても「本体価格0円」というかつてのサービスがほぼ姿を消している。「月割りにすると1000円少々ですよ」といわれても、使いそうにない機能ばかりくっついた機械に二万円とか三万円はらえるか、といわれると・・・。
どうしてこんなシステムになったんだろう? 携帯料金を効率化に回収するための工夫なんだろうか?
(ついでに、「ケータイ」というカタカナ表記の氾濫に抵抗を感じるのはわたしだけだろうか?)