5日、水曜。

朝。いつもは、顔をあわせると「コーヒー飲みに行きましょうか」の面々が、今日は「新聞を買いしめにいこう」と興奮している。

バークレーのあるAlameda地区は8:2でオバマがとった、というのが実感としてわかる。(一部の極端な金持ち地区を除くと、実質的には「9:0.5でオバマ(残りの0.5は第三の候補者)」というのが私の暮らしている地区の得票率になるらしい。)

午前。某書類に必要な写真のサイズが合わず、ここしばらく苦労している。

しょうがないので専門の「写真館」まででかけて相談してみたら、「日本のものですね。任せてください。ばっちりやりますよ」と力づよい返事。

「頼もしいなあ、最初から専門家にまかせておけばいらない苦労はしなくてすんだんだよなあ」と思いつつ、夕方になってから再度ダウンタウンの「Foto Lab」を訪問。

ところが、「いざ本番」となったとたん、

「うーーん、日本のものはちょっとspecificationが違うので難しいねえ。やれというならやるだけはやりますけれどもねえ。うまくいかなくても文句はなしでお願いしますよ。うちも『金だけとって詐欺だ』とかはいわれたくないですしねえ。」

とかいいはじめやがる。

いや、だから「こういう作業を頼みたいんだけれどもあなたのところではそれができますか」、と今日の午前中にわざわざ確認しにきたんだろうが。

いや、にこやかに両手を広げながら、「オーウケイ! オーウケイ! アイム・プゥルフェッシオナアル!!」とかいわれた時点で疑ってかかるべきだったのかもしれない。

夜。しょうがないのでちまちまと写真の作業。

やりだすと楽しいもの。