9日、日曜。

朝。晴れ。

今日からdaylight saving timeで時計が一時間はやくなっていたらしい。気づかないまま、「おーい、どうなってんだ」と友人からの電話で秋とおなじ間違いをしでかしていたことに気づかされる。

間には合ったみたいだし、まあいいか。

お昼。最後の一手がなかなか思いつかない。

もうちょっとなんだが。

午後。気分転換というか、なにかヒント(啓示?)がほしくて途中で投げ出してあったジェイムズの論文集。

いま読んでみると猛烈に面白い。

ジェイムズあたりと比べるとXXXXXXなんかずいぶん小さいというか、ぜんぜんだめなんじゃないか、という気がしてきたり。

苦しめられたわりには中途半端なんだな、この人。「経験と概念の融和」みたいなことをいうならいうで、もうちょっとスケールの大きい議論の仕方がある、ということなんだろう。

ついでに、ネット上でみつけた「コスモロジーの終焉?」という記事で寄り道。

なんというか。

自分の世界は小さいなあ、と思い知らされつつ、でも、つまらないとは思いつつその小さな世界がどうしても自分にとっては問題に思えてしまうのです・・・と。

宇宙論関係の議論を読むと、いつも自分がなんで「規範」だとか「価値」だとかケチくさい話でごちゃごちゃいってるのかがわからなくなってくる。

なにをやっても、ジェイムズとかパースみたいに「綺麗」じゃなくなってしまうんだな。

夜。勢いで、ジャパンセンターで拾ってきた鈴木大拙を読み始めてみる。

こりゃまたなんちゅうか、という感じ。