17日、月曜。

晴れ。

土、日となにもできなかったわけだし、気合を入れなおしていかないと。

午前。なんとなく押し迫ってきた例のものを進める。大きく書き直すような箇所さえ出てこなければ、終盤戦に入ったといってもいいようには思うのだけれど。

午後。Kolodny/Wallaceセミナー。NicoとMacFarlaneの共著論文、"Ought; Between Subjective and Objective"。

ParfitがもちだしたMineshaftの思考実験を題材に、Truth relativisimとかAssessment Sensitivityの理論がOught sentenceに関する見通しのよい意味論モデルを与えてくれることを示す、というもの。

テクニカルな論証の部分はともかく、意味論上の関心に導かれたoughtの分析がメタ倫理学上の立場とどう切り結ぶことになるのか、という点をもう少し整理してみる必要があるんじゃないか、という印象。

そもそも、trueという述語なんて、メタ倫理だと実在論者(かそれに準じる人間)しか使わない言葉なわけだし。