25日、火曜。

ゆっくり寝てしまう。夜中にテレビなんかみるからいかんのだ。

午後。あれこれ読んでみるのだけれど、相変わらずMがなにをやろうとしているのかがよくわからない。

自分が当事者となっている論争について、

[My commentator] claims to agree with everything I say in my paper ... The fact is that he takes for granted something that contradicts the main point of my paper.

とか、

His representation of me fails to achieve even the status of a caricuture--which would require a recognizable likeness. Insterad it sets me up as sketching a thought quite alien to what I aimed at...

とかいうわけだけれど、ここまで極端な話になってしまうのは、あなたの文章の側に問題があることの証拠なんじゃないのか、といいたくなってくる。

夕方。Iさん宅でクリスマス・パーティ。Berkeley Labにお勤めのWさんやらNさんやらも一緒にわいわいとにぎやかにすごす。

みなさん、年末もやすまずに、新年は二日から研究室にでる予定なんだとか。

こういう話を聞くと、実験系の人って大変だな、と思うのだが、これは逆にオン/オフの切り替えがはっきりしている、ということでもあるわけで。

それなら、いつもだらだらと何かを抱え続けている人文系の人間も、それはそれで大変なのかもしれないな、というふうにも思えてくる。

ただし、どちらにしても、好きでなけりゃやってられない仕事だ、という点では意見が一致している模様。

「なにやるにも十年はかかりますよ」というWさんの言葉が印象に残る。